2016年8月11日(山の日)にブログを始めてみました_今日のお題は「心理学が証明した人脈づくり」
はじめに
最近年のせいか物覚えが悪くなり、本を読んでもすぐに忘れてしまいます。脳に「記憶」できないなら「記録」するしかないと思い立ち、備忘録としてブログを書くことにしました。最近読んだ本やニコニコ放送(最近はメンタリストDAIGOに嵌まっています)、あるいは色々なニュース、ブログ、映画から気になったことをメモに残していきたいと思います。
心理学が証明した人脈づくり
まずは、ずいぶん前のメンタリストDAIGOのニコニコ放送と、同時期に読んだ石川善樹著「友達の数で寿命はきまる」から”これは面白い”と思った内容をランダムに書き留めてみます。
健康にもっとも大切なのは「つながり」
20世紀から21世紀にかけて行われた148の研究(総勢約30万人)をメタアナリシスした結果、たばこやお酒を飲みすぎない、運動する、太り過ぎないという項目よりも、「つながり」があることの方が寿命を長くする影響力が高いという結論を導きました。
ダンバー数
- あらゆる動物のコミュニティのサイズは脳全体に占める大脳新皮質の割合で決まると言われている
- 大脳新皮質/脳全体の割合は、人間4.1%、チンパンジー3.2%、ゴリラ2.7%、テナガザル2%
- 人脈最大人数(人間関係が保てる人数)は、人間=150人、チンパンジー=65頭、ゴリラ=35頭、テナガザル=15頭
良質なつながり
良好な関係を保てる人数は150人、この150人を選択することがキモ。いきなり150人とつながることを考えるのではなく、「良質な友だちの多い人(=ハブの人)」と付き合うことが大事。
仕事は弱いつながりから入ってくる、したがって弱いつながりを大切にする。強いつながりは、自分が知っていることは相手も知っているなど共通点が多いため新しい情報がない。
コネは求めて入るものではない。強い人のコネは、自分に利用価値があるときだけ有効。コネには代償が伴う。
「Be friend」効果
しゃべることでストレスを発散し、ひいてはストレスを人脈に変える、これを「Be friend」効果と呼ぶらしい。もちろん、これは女性が得意。女性の寿命が長い理由のひとつ。
「セロトニン」は、「ノルアドレナリン」「ドーパミン」と並ぶ3大神経伝達物質であり、ストレスを緩和し心のバランスを整える脳内ホルモンである。深呼吸をすると二酸化炭素が脳にたまり、セロトニンが出る。
ストレスを感じると「テロメア」が縮み、老化が進む。愚痴をこぼしイライラすると寿命を縮めることになる。
※テロメア:遺伝子の端に付いているタンパク質で、細胞分裂の回数を決めている
「6次の隔たり」と「3次の隔たり」
- イエール大学のスタンレー・ミルグラムが1967年に行った実験
- 無作為に160人を選び写真を手紙に入れ、「この人物を知っていたら直接転送して欲しい。知らなかったら知ってそうな人に転送して欲しい」とのメッセージを同封し渡した。すると平均して6人目で写真の人物に届いた、という実験
- これが「6次の隔たり」と呼ばれている
- また、Facebookユーザのうち、任意の2人を隔てる人数は平均5人
- キモは「知ってそうな人に送る」ということ。人脈を持っている人とつながることが大事
- ハーバード大学のクリスタキス教授の研究によると、「3次の隔たり」までは感情と行動が影響する、という事実が知られている。
- 人は、友だちの友だちの影響を受けるということ。したがって友だちの友だちを知って付き合うことが大事
- 強みを活かしているときは、人は外交的になれる
まとめ
- 大脳新皮質のサイズ(割合)で決まる人脈の最大人数は150人。誰と付き合うかが大事
- 自分と異なるジャンルの人と付き合う
- 「be friend」効果、ストレスはしゃべって解消
- 自分のやりたいことをしゃべると「6次の隔たり」でつながる。弱いつながりが大事
- 「3次の隔たり」理論、友だちの友だちから影響を受ける。友だちの友だちを知って付き合う
以上、脈絡もなく単なるメモの羅列になってしまいましたが、今後も不定期かつ気ままに書き続けたいと思います。