2019.1.6「志高く孫正義正伝」「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてくさい」

お正月を挟み2週間ぶりのアップです。この2週間に読んだ本は次のとおり。

1 「志高く 孫正義正伝」 井上篤夫(A)

2 「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください」 スティーブン・ソレイシィ  大橋弘

 たくさんの本を並行しながら読んで(聞いて)いますが、読み終えたのはなんと2冊だけでした。まあ、お正月の間、ずいぶんとさぼりましたので。。。

まず1は、孫さんの自伝、と言っても本人が書いているわけではありません。しかし、今まで知らなかった生い立ちや凄まじい執念というか圧倒的な努力が垣間見えて一気に読んで(聞いて)しまいました。孫さんの天才ぶりと、どんな窮地に陥っても絶対にあきらめない強い思いに感動してしまいました。特に心に残ったのは次のような言葉です。

・この会社をそのうち、売り上げを豆腐のように一丁、2丁(兆)と数える会社にする。

・イギリスは、海を渡る航海というインフラを、アメリカは電気、通信、モータリゼーションというインフラを作った。私はインターネットと情報で世界最高のインフラを作る。これが日本のチャンスでもある。

・人生で最も重要なことは、「志と理念」「ビジョン」「戦略」の3つ。

さらに印象に残ったエピソードはこれ。

孫さんが日本に帰化しようとしたとき、”孫”という名字にしようとしたが、先例がないということで却下される。そこで彼は一計を案じ、米国で結婚したため別姓であった妻の苗字「大野」を、まず”孫”に変更。その後再び法務省に行き「本当に”孫”という名字はありませんか?確認してください」と粘ったのです。「一人ありました。あなたの奥さんです。」ということで、彼は韓国姓である”孫”の苗字で日本人となりました。あきらめない粘り強さと賢さに脱帽です。

2の本は、まずaudio bookで聞き、その後、紙の本を読みました。この齢で今さら英語でもないかな~とは思いながら、この1年本気で取り組んでみたいと考え手始めに読んだ本です。目からウロコの内容が多く、この本で紹介されている色々なことに挑戦していくつもりです。「釣り竿表現」とか、とにかく連続して言葉を口に出すことが大事、TOEICは無駄、オンライン会話とスピーキングテストが効果的、ヒアリング力を高めるには海外ドラマがいい、など「なるほどなあ~」と思わずうなずいてしまいました。