2019.4.26「話のおもしろい人の法則」野呂エイシロウ
オーディオブックで野呂エイシロウさんの「話のおもしろい人の法則」を聞き終えた。2度聞いたが、一言で言うと「相手をよく観察し相手に合わせる」こと、結局は相手への気配り、つまり「喜ばせたい」と思う心が一番大切、ということなのだろう。
聞きながら「なるほど」と思った部分を、いくつか書き出してみる。
・面白い人は、相手を主語にして話す。つまらない人は自分を主語にして話す。
・次のステップで話す
①相手に振る→②大きくリアクションする→③相手の話を拡げる
・自分は1だけしゃべり、相手に3しゃべらす。
・面白い話をするコツは「相手に合わせる」こと。
まずは相手の話を一旦は肯定する(否定しない)。つまり正解は一つでないと考えることで、相手を否定しない。まずは最初に同意してから自分の意見をしゃべる。
・面白い話には隙がある。つまらない話には隙が無い。
まずは自分からボケて、相手にツッコんでもらう。ボケが相手の心を開く。
・サプライズが最高のおもてなし。差し入れ、手土産に少しのサプライズ。
・こち亀に学ぶ。事実を少し盛って話す。身の回りの話をスケールを大きくして話す。
・大勢に話すときも一対一で話す。
・事実と意見は、明確に区分して話す。
・「転」から離さない。「起承転結」の「起承」が大切。
・ウンチクは、相手に語ってもらってから語る。自分から語るのはNG。
知ってる話も初めて聞くように聞く。
・結論や意見は求められてから話す。相手は、結論もあなたの意見も求めていないときがある。
・プレゼントやサプライズは惜しみなく与えるもの。口下手を、プレゼントとサプライズで補う。
・「ぶっちゃけ…」「相談があるんですが…」は、相手の心を開くキーワード
・逆に、「ここだけの話…」「絶対内緒で…」はNGワード。この人は秘密を言いふらす奴、と思われるだけ。
・ウンチクを語るハードルを下げるキーワードは、「たまたま知ってるんですが…」「私も最近知ったんですが…」「友人に詳しい奴がいて…」
上から目線は嫌われる。常に下から目線でしゃべるのがコツ。
・謝るときは直接会って謝る。電話やメールに逃げない。
・上手いメールはタイトルにこだわる。下手なメールは本文にこだわる。
・失敗談は格好のネタになる。失敗談で共感を得る。失敗したら話のネタが出来たと喜ぶ。