影響力の武器

 今日も備忘録。少し前9月3日のメンタリストDAIGOのニコニコ放送をタイムシフトで視聴しながら、6つの「影響力の武器」について記録する。

 

1 一貫性 Consistency

 人は、一度決断する(ポジションを決める)と、その決断(ポジション)を継続しようとする。フット・イン・ザ・ドアの法則?

 人は”裏表”があると思われたくない。したがって一旦言葉にしたことを撤回することにストレスを感じる。お願いするときは、まず小さなお願いをして「YES」を言わせてから、大きなお願いをすると叶いやすい。

2 好意 Liking

 好感度で全てが決まる。ラポール、プレゼントに自然な好意をのせる。ちょっとしたメモ、付箋が効果的。本、書類に付箋でメッセージを。。。

 この”自然な”がキモ。見え見えでは逆効果。人は好意を持った人のお願いは断りにくい。後から出てくる「返報性」に通じる。

プレゼントは中身が大事なのではない、「好意を乗せること」が大事。

 好意を示す = 驚きつつ話を聞く → お願いごとをする

 この好意の原則は、一貫性の原理と組合せると、さらに有効。

3 返報性 Reciprocation

 人は、人から何かをもらうと返さないといけない、と思うもの。人に与えたものは、5倍になって返ってくる。

 この返報性のルールは強力に働く。好意の返報性もあるが、悪意の返報性もある。

岩崎弥太郎の戦法も参考に(人のやらないこと、やりたがらないことをやる)

 物を贈るだけでなく、相手の話を聞いてあげるだけでも、返報性を期待できる。

4 権威 Authority 

  人は、権威あるもの、大きいものに従いたいと思うもの。ミルグラムの実験、監獄実験で分かること。

人は、権威あるものから命令されると、非人間的なことでもやってしまう。

 権威に寄り添う = 自信がつく ⇒ 心を強化

人は勝った人に寄り添いたがる。勝ったら「俺たち」、負けたら「あいつら」

有名人を持ち出し「あいつのことよく知ってるよ」とか、権威に寄り添う人は、パーソナリティに問題ある人。有名になることは、馬鹿に見つかること。

権威を利用する ⇒ 出典とかお墨付きを利用 服装も大事、権威も時には必要

5 社会的証明 Social proof   

 みんなが、多くの人がやっていることは正しいと思いたい。権威と同時に使うことが多い。人が横断歩道で空を見上げていると、つい上を見上げてしまう。見上げている人が多いほど、釣られやすい、これも社会的証明。

 人は、多くの人が賛成することは正しい、と感じてしまう。

コマーシャルでもよく活用される。「○○人が購入!」、「行列のできるラーメン屋」、「○○さんも絶賛!」「10万部突破!」などなど

6 希少性 Scarcity

  人は、数が少ないと欲しくなる。希少性とは需要を生み出すこと。

  希少性 = 本来は存在しない需要を引き出す これが希少性が持つ一番の効果。

 「数量限定」「時間制限…タイムセール」「残りわずか」「○○限定」など、テレビショッピングでよく使われるフレーズ。

この影響力の武器を組み合わせて使うことがポイント。

 

 「影響力の武器」 

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