速読多読術~1日20冊の本を読むための読書法
今日は久しぶりにDAIGOのニコニコ放送、今年の4月に放送された「速読多読術~1日20冊の本を読むための読書法」から備忘録です。
速読するまえで勝負(速度)が決まる
- ゆっくり読んでもわからないことは読めない ⇒ 基礎知識を頭に入れる
- まずは時間感覚を身につける ⇒ 1ページあたりの時間を決めて読む
- 本を読んで手に入れたい知識を3つ決めて、無駄読みを防ぐ
- 会話のように読書を楽しむために著者の性格を推定する
- 内容を一発で頭にいれるための目次の読み方
- 頭に入れたい本は読み方を変えて5回読む
5つの速読を使いこなす
- ページ単位でペースを作れば速読が身につく
- 本と目的に合わせて読書スピードを変える、
その見極め方法とは? - 1秒速読 ⇒ 1冊5分で読み通す
- 3秒~10秒速読 ⇒ 1冊15分~
60分で必要な情報をピックアップ - 30秒熟読 ⇒ 1冊2.5時間でじっくりと読み解く
- 朝は視覚速読、夜は聴覚速読と使い分ける
1日10冊以上読むために
- オーディオブックだけで1日3冊を読みきる方法
- 読書スピードは朝からだんだん遅くしていく
- 休憩するより瞑想を入れて集中力を回復させる
- ジャンルを変えるときには昼寝すると記憶に残る
- 最高速で速読するために運動と瞑想、
昼寝のベストな組み合わせとは - 速読に役立つサプリなど
速読に必要な「集中」について
- 脳は疲れない。疲れるのは目、首、肩など身体。身体が疲れると集中力が散漫に
- 集中力が散漫になり「中断」の状態に達した場合は、環境を変える ⇒ 場所を変える、手順を変える、服を変える、温度を変える、香りを変えるetc
- 「中断」は誰にでもあること、悪いことではない。「自己否定」につなげることがダメ ⇒ 「自己否定」すると「挫折」につながる
小説などは速読の対象外、あくまでも知識を得るための読書が対象。。。
伝え方の教科書
先日の日経新聞の記事に掲載されていた「PREP法」のネタ本と思われる本「伝え方の教科書」から、ポイントをまとめてみた。
最強の伝え方「テンプレップの法則」
人に伝えるうえで、重要なことは、「概要→詳細」の順番で伝える、ということ。
テーマや相手に関わらず、この順番で伝えなくてはならない。
これを、分かり易く法則にしたのが「テンプレップの法則」
これを守るだけで、圧倒的に伝わり易くなる。
いわゆる「ゴールデン・ルール」である。
1 話のテーマ(Theme)
・話のテーマを冒頭で伝える。
「これから○○について話をします」
2 言いたいことの数(Number)
・言いたいことはいくつあるのか?を伝える。
「お伝えしたいことは○個あります」「ポイントは○個です」
3 結論・要点(Poit)
・言いたいことの結論・要点を伝える。
「結論から言いますと、お伝えしたいのは○○ということです」
4 理由(Reason)
・伝えた結論が正しいと言える理由を伝える。
「その理由は○○です」
・なぜ今それを伝えているのかの理由を伝える。
「この話をしているのは○○だからです」
5 具体的な話(Example)
・結論を細くする具体例を示す。
「たとえば、こういうことがあります」
6 結論・まとめ(Point)
・最後に結論・要点を繰り返す。
「ということで、今回お伝えしたいのは○○でした」
この6つの順番で話す。これが「テンプレップ(
どんな内容の話でもほぼ全て、この法則を当てはめると、
一言で言うと、「概要→詳細」の順で伝えるということ。
「まず相手に概要・大枠を伝え、頭の準備をしてもらう」、そして「最後にもう一度、話の結論・要点を繰り返す」
すぐにでも使える、優れもの!
働き方改革・・・「なぜ、あの部門は『残業なし』で『好成績』なのか?6時に帰るチーム術」
ワークライフバランス、小室淑恵さんの本(オーディオブック)を聞いてしばらくの後、偶然にも講演会を聞く機会を得ることができた。
備忘録として、心に残ったフレーズをいくつかまとめてみる。
■日本の問題
日本は、人口オーナス期に入ったことが問題ではなく、
■マネジメント方法の変革
- 表面上の福利厚生の問題でなく、残業削減・ワークライフバランスは「経営戦略」
だと徹底的に腹落ちさせることが大事
- 「長時間労働の恒常化」と「マネジメントの意識」を放置していると出来上がる組織
- 個人的事情や時間制約のない「奇跡のような人」
しかモチベーションが上がらない組織 - 非効率な仕事のプロセスを誰も改善する意欲が湧かない組織
- 多様な価値観が育たない組織
- ワークライフバランスが必要な社員は、今後どんどん増える
- 福利厚生ではなく、経営戦略としての投資
- ワークライフバランスを「新しい報酬」として使う
- 管理職自らワークライフバランスを実践し自己研鑽に励む
- うまくいった部署にインセンティブを与える=
インセンティブ設計が重要 - 残業を減らしたほうが評価されるという意識にならないと行動は変
わらない - 強いインセンティブを与えることが必要
影響力の武器
今日も備忘録。少し前9月3日のメンタリストDAIGOのニコニコ放送をタイムシフトで視聴しながら、6つの「影響力の武器」について記録する。
1 一貫性 Consistency
人は、一度決断する(ポジションを決める)と、その決断(ポジション)を継続しようとする。フット・イン・ザ・ドアの法則?
人は”裏表”があると思われたくない。したがって一旦言葉にしたことを撤回することにストレスを感じる。お願いするときは、まず小さなお願いをして「YES」を言わせてから、大きなお願いをすると叶いやすい。
2 好意 Liking
好感度で全てが決まる。ラポール、プレゼントに自然な好意をのせる。ちょっとしたメモ、付箋が効果的。本、書類に付箋でメッセージを。。。
この”自然な”がキモ。見え見えでは逆効果。人は好意を持った人のお願いは断りにくい。後から出てくる「返報性」に通じる。
プレゼントは中身が大事なのではない、「好意を乗せること」が大事。
好意を示す = 驚きつつ話を聞く → お願いごとをする
この好意の原則は、一貫性の原理と組合せると、さらに有効。
3 返報性 Reciprocation
人は、人から何かをもらうと返さないといけない、と思うもの。人に与えたものは、5倍になって返ってくる。
この返報性のルールは強力に働く。好意の返報性もあるが、悪意の返報性もある。
岩崎弥太郎の戦法も参考に(人のやらないこと、やりたがらないことをやる)
物を贈るだけでなく、相手の話を聞いてあげるだけでも、返報性を期待できる。
4 権威 Authority
人は、権威あるもの、大きいものに従いたいと思うもの。ミルグラムの実験、監獄実験で分かること。
人は、権威あるものから命令されると、非人間的なことでもやってしまう。
権威に寄り添う = 自信がつく ⇒ 心を強化
人は勝った人に寄り添いたがる。勝ったら「俺たち」、負けたら「あいつら」
有名人を持ち出し「あいつのことよく知ってるよ」とか、権威に寄り添う人は、パーソナリティに問題ある人。有名になることは、馬鹿に見つかること。
権威を利用する ⇒ 出典とかお墨付きを利用 服装も大事、権威も時には必要
5 社会的証明 Social proof
みんなが、多くの人がやっていることは正しいと思いたい。権威と同時に使うことが多い。人が横断歩道で空を見上げていると、つい上を見上げてしまう。見上げている人が多いほど、釣られやすい、これも社会的証明。
人は、多くの人が賛成することは正しい、と感じてしまう。
コマーシャルでもよく活用される。「○○人が購入!」、「行列のできるラーメン屋」、「○○さんも絶賛!」「10万部突破!」などなど
6 希少性 Scarcity
人は、数が少ないと欲しくなる。希少性とは需要を生み出すこと。
希少性 = 本来は存在しない需要を引き出す これが希少性が持つ一番の効果。
「数量限定」「時間制限…タイムセール」「残りわずか」「○○限定」など、テレビショッピングでよく使われるフレーズ。
この影響力の武器を組み合わせて使うことがポイント。
「影響力の武器」
賞味期限は切れたか?
明日からリオ・パラリンピック開幕、このタイミングで少し前に終わってしまったリオ・オリンピックについて振り返ってみたい。
心に残った言葉
今年8月に開催されたリオオリンピックで、ある選手がインタビューで語った言葉が今でも心に残っている。競泳に出場した入江選手である。
200m背泳で8位に終わったあと彼はこんなことを言った。
「僕は賞味期限を切れているのかもしれない。でも消費期限は切れていない。」
メダルに手が届かなかった悔しさと、次に出場するメドレーリレーへの思いを語ったものだ。競泳選手としては年齢も高く旬を過ぎてしまった自らへの自嘲もあったのかもしれない。
これを聞いたとき、私も他人事ではないな、と妙に心に染みたのを覚えている。私もサラリーマンになってから、既に35年。退職というゴールも間近に迫ってきた。まさに入江選手ではないが「賞味期限は切れた」の状況なのかもしれない。
消費期限は切れていない
でも、彼と同様「消費期限は切れていない」と思いたい。私が若い頃に見ていた50代後半の先輩たちは、正直おじいさんというか、やる気のない終わった人にしか見えていなかった。
ところが、いざ自分がその年代になってみると、全く違っていた。私はまだまだ発展途上だと思うし、色々と学びながら成長し変化することができると強く信じている。
確かに身体は少々衰えてきたし物覚えも悪くなったと感じるが、心というか脳はまだまだ発展し変化していると実感している。
年齢を言い訳にしてはならない。ついつい「もう先も短いし。。。」などと口に出してしまうが、本心は違う。私はまだまだ変われる、成長できると思っている。
一方で健康で元気にいられるのは、あと15年くらいだろう、とも思っている。15年が長いか短いか、正直よく分からないが、この15年を無駄、無為に過ごしたくはない。そのためにも一日、一日を充実させたい。
自分自身の変革
幸いにも私は今、大きく変わりつつある組織の一員である。加えて組織の変革を支え、あるいは推進する役割を与えられるという幸運に恵まれている。
あの人は「消費期限切れだ」と言われないよう、自分自身の変革を通じ、組織の変革の当事者であり続けたい。
年を取るから「老いる」のではない、学ぶことを止め挑戦しなくなるから「老いる」のである。
最後に、私の好きな言葉。。。
「神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。」
”ニーバーの祈り”から
「伝わらない」を克服しよう
前回から少しサボってしまった。今日は、本ではなく日経新聞の記事から気になるものをアップしたいと思う。
平成28年8月23日の朝刊の記事から。。。「PREP法」なるものが紹介されている。初めて聞く言葉、勉強不足かな?
「最初に結論」がキモ
しっかり伝えるコツは、論理的に話すことにある。そのためには「PREP法」をマスターするのが近道らしい。これは
Point(結論)⇒Reason(理由)⇒Example(根拠)⇒Point(まとめ)
の順で伝えるしゃべり方をいう。
慣れないうちは、「結論から申しますと」で始めるのを常套手段にするのが無難。
偉い人のほとんどは極めて短気であり忙しい。じっくりと話を聞く時間がないのが当たり前。「起承転結」は文章には適しているが、ビジネス会話では相手をイライラさせることが多い。上司に聞く耳を持たせるためには、まずは結論から伝えることが大事になる。結論がわかっていると、その結論に至った理由や根拠を冷静に聞いてもらえる。
PREP法の流れ
この手法を使うときのコツを使用例を見ながら整理する。
P(結論…主張、要点)
・結論から申しますと・・・
・私は○○だと思います
・私が言いたいことは・・・
・一番大事なことは・・・
R(理由…解釈、考え)
・なぜなら・・・
・その理由は・・・
・どうしてかと言うと・・・
・と言うのも・・・
E(根拠…事例、事実)
・例えば・・・
・具体的に申しますと・・・
・例を挙げると・・・
・データを見てみると・・・
P(まとめ…結論の再確認)
・ですから・・・
・以上のようなことから・・・
・繰り返しになりますが・・・
・いろいろ話をしましたが・・・
引用:日経新聞8月23日朝刊
まとめ
とはいえ、内容によっては結論から言いにくいこともある。トラブルの報告など、相手を動揺させたり不快にさせる話の場合は、結論を後に回し、「E⇒R⇒P」のように根拠、理由から伝え結論を後回しにする方がスムースに説明できる場合もある。
脳が冴える15の習慣
最近、頭が冴えないな~と思うことが多く悩んでいました。そんな時目にしたのがこの本。ずいぶんと前に出ていた本ですが、「15の習慣」というように区分して書かれており読み易いことから手にしました。今日は、この本の中から役立ちそうなポイントを書き出し備忘録とします。
題名:脳が冴える15の習慣
著者:築山 節
出版:平成18年11月10日 NHK出版
生活のリズムを作る「脳を活性化させる朝の過ごし方」
生活のリズムが安定すれば、脳の活動も安定する。
「朝、一定の時間に起き、太陽の光を浴びる。脳が最も活発に活動する時間帯に仕事のピークを合わせ、夜はできるだけ早く寝る」
脳は基本的に怠け者であり、楽をしたがるようにできている。急に生活のリズムを安定させようとしてもできない。習慣化することが必要。
脳にもウォーミングアップが必要。脳には「思考系」以前に「感情系」や「運動系」の機能がある。まずは、この「運動系」の機能を使うことで脳をウォーミングアップする。具体的には「足、手、口を動かす」こと。運動の機能は脳の表面中央付近に分布しており、その脳領域を働かせることは、そこに至る脳の血流をよくすること。
音読が脳にいい。これは、音読は目と口の運動だけでなく、「脳の入力⇒情報処理⇒出力」という要素が連続的に含まれていることによる。会話を補うウォーミングアップとして音読を取り入れることが重要。
朝の料理、ガーデニング、部屋の片付けなども効果的。これは手を使う運動であるだけでなく、前頭葉を使って「選択」や「判断」をする要素が含まれている。
脳の基本回転数を上げる(集中力を高める)
生活のリズムを安定することの次に重要なのが、「脳の基本回転数を上げる」こと。脳の基本回転数とは、「何か問題を解決しなくてはならないときに、ぐっと集中力を高め、早く的確な判断ができる。脳に蓄えられている記憶をパッと思考に結び付け、臨機応変な対応ができる」そういう力量のこと。
脳の基本回転数を上げるには、「時間の制約が必要」ということ。時間に制約を設けると集中力が増し脳がフル回転する。まじめな人ほど「時間をかければいい」という発想となり、長時間仕事していることに安心感を求めがちになる。
時間に制約を設けることの、もう一つの有効性は、「重要度・優先度が判断しやすくなる」ということ。人は時間に制限があるから、選択肢を絞り込み判断できる。
睡眠を活用するー睡眠中の「整理力」を利用する
よく物忘れをする、思考がまとまらない、という人は睡眠不足の場合が多い。これは、「記憶の定着、思考の整理は、起きている間より寝ている間のほうが進む」という理由から言える。
睡眠中の脳は、外からの情報が遮断され入力がない状態で、一時的に保存された記憶をより永続的な記憶に変換したり、得た情報を取捨選択し、思考を整理したりしている。
睡眠時間を削ることは、「記憶が定着する時間」「思考が整理される時間」を削ることに他ならない。睡眠時間は最低でも6時間、できれば7時間半は欲しいところ。
夜寝る前に「入眠儀式」を行う。朝と夜の活動はパターン化するほうがいい。
思考の整理は物の整理からー忙しい時ほど「机の片付け」を優先
思考の整理は、物の整理に現れる。身の回りの整理ができていない人は、前頭葉の機能である「選択・判断・系列化」の力が衰えている場合、あるいは、若い時から要領が良く自分の能力を過信している場合の二通りがある。
忙しい時ほど机、カバンなど身の回りの物を整理することを優先することが大事。身の回りのものが整理されている状態は、優秀な管理者を上司に持っていることと同じ、と考える。今はこの仕事、次はこの仕事、というように一つ一つの仕事に集中しやすい環境を作る、これが身の回りの整理を優先すること。
仕事で混乱したら、まずは机を機能的に整理することから始めると立て直しやすい。
記憶力を高める
得た情報を使える記憶にするためには、まず出力を意識して情報を取ることが大事。他人の知識を自分のものにするためには、書いたり話したりして、自分で出力する機会を作る必要がある。使える記憶を増やすためには、出力することが最も有効。
(参考)発話する能力を維持するためには、1日1000語以上の発話が必要。会話が少ない場合は音読が有効。
「たとえ話」をする人は、ボケにくい、と言われる。これは、たとえ話をする人は、使える語彙や記憶が豊富であると同時に相手への気遣いがある人であり、このことが脳を総合的に鍛えることに繋がっている。
まとめ
あとがきにも書かれているが、脳に大事なことは一言でいうと「朝一定の時間に起きて、脳のウォーミングアップをし、時間の制約がある生活をする。そのうえで、家事や雑用、小さな仕事でも積極的にこなし、前頭葉を鍛える」こと。
仕事に集中するあまり、生活があまりにもシンプルになってしまうと、脳の機能は低下してしまう、要注意だ。
まずは、生活のリズムを作り、睡眠時間も7時間を目標に、今日から実行。